「楽天信託FXファンド」の解説をします。
https://www.rakuten-trust.co.jp/investment/fx-fund.html

ドル円取引を最大レバレッジ5倍で、AI運用。
信託報酬は成功報酬で、値下がり時には掛からない。

基準額:
2018年7月13日10,000円
2021年1月21日9,260円

なるほどなるほど。

ちょっと信託報酬のシステムが気になるなぁ。調べてみよう。

・毎月のファンド決算時の基準価格が前月末基準価格を超えた場合、超過分に対してかかります

信託報酬
超過分に対して21%

んんっ…? これって……

……FXは、安定的に運用しようと思うと、良くても年利10~20%程度になります。

その間、レバレッジを掛ければ含み損益は大きく上下することになります。

仮に10%上昇した場合の信託報酬は2.1%…?と思いがちですが、

実際は上がった月は毎回信託報酬が掛かるため、

仮に年間でプラスマイナスゼロだとしても、

調子のよかった月にたまたまプラス10%稼いでいると、

その月だけで2.1%もの信託報酬をむしり取られることになります。

レバレッジ取引は上下の値動きが非常に大きくなりがちです。

ましてやひとつの通貨ペアだけで取引を行っていれば、影響は甚大なものになります。

(更に酷いことに、空売りは行わずに買いのみ行っているようです)

つまり、プラスの大きい月もあれば、マイナスの大きい月もあるのです。

そして、プラスの大きい月には、信託報酬として容赦なくむしり取られるのです。

仮に、10,000円を投資した場合で、ケースを3つ想定します。

1年後の状況がどうなるか、見てみましょう。

ケース1:毎月プラス1%の運用益となった場合
信託報酬:263円
基準額:10,990円
参考)信託報酬ゼロの場合の基準額:11,268円

ケース2:プラス6%とマイナス3%を交互に繰り返した場合
信託報酬:786円
基準額:10,997円
参考)信託報酬ゼロの場合の基準額:11,815円

ケース3:プラス10%とマイナス6%を交互に繰り返した場合
信託報酬:1,305円
基準額:10,886円
参考)信託報酬ゼロの場合の基準額:12,221円

本来、投資家にとって、運用がうまくいっているのは、ケース3のはずです。

しかし、シミュレーションしてみた結果、信託報酬に持っていかれてしまうことが分かります。

番外編:プラス10%とマイナス10%を交互に繰り返した場合
信託報酬:1,172円
基準額:8,386円
参考)信託報酬ゼロの場合の基準額:9,414円

成功報酬を謳いながら、たとえ年間でマイナスとなっていても、

場合によっては莫大な信託報酬を取られる可能性があります...

< こんなぼったくりがある訳がない。どこか計算が間違っているはずだ。

と思い、計算過程を見返しましたが、やっぱり間違いらしいものは確認できませんでした。

一応、番外編の計算過程を記述します。

1月に10,000円を預け、1年間の経過を計算します。
運用成績は、月ごとに、+10%と-10%を交互に繰り返すと仮定します。

1月 +10%
利益1,000円⇒信託報酬21%のため、210円
1,000-210=790
基準額:10,000円+790円=10,790円

2月 -10%
利益0円⇒信託報酬0円 基準額:10,790円×0.9=9,711円

3月 +10%
利益971円⇒信託報酬21%のため、204円
971-204=767
基準額:9,711円+767円=10,478円

4月 -10%
利益0円⇒信託報酬0円 基準額:10,478円×0.9=9,430円

5月 +10%
利益943円⇒信託報酬21%のため、198円
943-198=745
基準額:9,430円+745=10,175円

6月 -10%
利益0円⇒信託報酬0円 基準額:10,175円×0.9=9,157円

7月 +10%
利益916円⇒信託報酬21%のため、192円
916-192=724
基準額:9,157円+724円=9,881円

8月 -10%
利益0円⇒信託報酬0円 基準額:9,881円×0.9=8,893円

9月 +10%
利益889円⇒信託報酬21%のため、187円
889-187=702
基準額:8,893円+702円=9,595円

10月 -10%
利益0円⇒信託報酬0円 基準額:9,595円×0.9=8,636円

11月 +10%
利益863円⇒信託報酬21%のため、181円
863-181=682
基準額:8,636円+682円=9,318円

12月 -10%
利益0円⇒信託報酬0円 基準額:9,318円×0.9=8,386円

ほえー< こいつはくせえッー!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッーーーーッ!!

と、ここまで酷評になってしまいましたが、一応良いところを探すと、

2019年1月頃までは比較的良い運用益を出していたり、

コロナショック後の2020年5月に底を打ってからは基準額が力強く上昇していたりします。

(逆に2019年に基準額が心停止している期間があることは非常に気になりますが……)

そして気になるのがAI運用。

大笑い< AI運用というからには、当然、市場参加者の売買動向、日米金利差、株価の値動き、ニュースなどを瞬時に取り入れて的確な判断を行っているんでしょ!

と思いましたが、過去のチャートパターンから判断するだけのアルゴ取引のようでした。

クール< 正直、これなら自分でリピート注文した方が良い成績出せるんじゃ……

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